【チャレンジャー紹介】荒木崇「もっと忍者で楽しもう!」世界初!レーザー手裏剣を使った次世代忍者スポーツ「e-Ninja」で伊賀を元気に!日本を元気に!

本記事では、選ばれしファイナリスト7名の一人、NinjaTAG協会の荒木崇さんをご紹介します。

忍者の里・伊賀には忍者屋敷が一つしかない!?

みなさん、「忍者」って知っていますよね?日本人なら誰もが知っているかと思いますが、なんと世界でも9割以上の人が「ニンジャ」という言葉を知っているのだそうです。 では、忍者で有名なまちと聞いて思い浮かぶ場所はありますか?それが『忍者の里』とも呼ばれる三重県の伊賀市です。しかし、実はそんな伊賀にさえ忍者屋敷が一つしかないのです。

荒木さんは子供の頃、伊賀の忍者屋敷に連れて行ってもらった時に、そのどんでん返しやカラクリに魅了されました。

そして、小学生になった息子に忍者を見せよう、久しぶりに伊賀に行ってみようと思い立ち、親子共々ワクワクしながら伊賀に向かいました。ところが、たくさんの忍者に会えることを想像して行ったのに、街にはほとんど忍者の姿が見えず、息子の期待に満足に応えることもできなかったので、さみしい気持ちになりました。せっかく忍者という強みを持っているのに、活用し切れていない現状にもったいなさも感じました。伊賀の忍者のイメージにせっかくきてくれた旅行者や、海を越えてきてくれる外国人観光客の期待を裏切りたくない、という思いでこの活動を始めました。

子供から大人まで楽しめる、世界初のレーザー手裏剣を開発!

どうしたらもっと多くの人に楽しんでもらいながら伊賀を盛り上げていけるかと考えたとき、息子の「忍者と戦いたかった…」という言葉を思い出しました。今までは忍者ショーを見て楽しむことはできましたが、実際に自分が忍者と戦うことはできませんでした。そこで、世界初の”安全に戦えるレーザー手裏剣”を開発しました。

そして子供たちの遊びとしてだけでなく、大人にも同じだけ楽しんでもらいたいと思い、スポーツ化に踏み切ることに。忍者をスポーツ化することで、従来の忍者ファンだけでなく、スポーツ選手やその応援者など巻き込んで子供から大人まで楽しむことができるようになると考えました。そのようにして生まれたのが、次世代忍者スポーツ「e-Ninja」です。本番ではこの「e-Ninja」の様々な活用法をご紹介しますのでお楽しみに。

グッと縮まる忍者との距離!これからの「e-Ninja」について

今後は各地方でトーナメント制のイベントを行い、伊賀で決勝戦を開催することで伊賀が”もっと忍者で楽しめる街”になることを目指しています。またお年寄りのためのリハビリプログラムや、障害者の方でも楽しめるプログラムなども展開予定です。実際に車椅子の方が体験した際に、「久しぶりに鬼ごっこをした!楽しい!」と喜びの声をいただくこともできたのだそうです。

今まで遠かった忍者の存在が、バスケやバレーと並ぶスポーツとして身近なものに、さらには、私たち自身が誰でも忍者になれるなんてワクワクしますよね。ここまで、荒木さんの素敵な活動を紹介してきましたが、本番ではここでは書き切れなかった、”楽しい”が詰まったコンテンツをお伝えする予定です。実際にe-Ninjaの戦いが見られたり、忍者のマスコットに会えたり、まるで忍者ショーのような空間になること間違いなし!ぜひ会場までお越しくださいね。

記事作成者:事務局 樽本

2020年9月30日