【チャレンジャー紹介】元親さん日本全国の城郭を利用し、国内および海外から注目される新たな「日本の祭典」を創出する!

本記事では、選ばれしファイナリスト7名の一人、株式会社IKUSAの元親さんをご紹介します。代表理事の中川との出会いが本大会を知ったきっかけでしたが、何も戦果をあげずに抜いた刀をしまえないので、行くところまで行きたいと熱い想いで今回のアワードに出陣を決めました!

元親さんは、「歴史を保存するから活用する」をキーワードに、「チャンバラ合戦」というアクティビティを普及する活動を行っています。その活動を始めたきっかけや、今後の構想などをご紹介します!

チャンバラ合戦―IKUSA-との出会い

6年前までIT企業で勤務されていた元親さんは「チャンバラ合戦-戦IKUSA-」というイベントと出会いました。スポンジの刀でできた柔らかい刀と、命と呼ばれるボールを腕に着けて斬り合うアクティビティです。年齢や性別、国籍に関係なく、侍の衣装を着用し合戦を楽しむことができます。この合戦を楽しむ人々の様子を見た元親さんは、体感イベントに対するニーズが世の中のあると確信しました。

家業を継ぐか、まだ踏み入れたことのない全員が笑い楽しそうな世界。親に大反対されながらも選んだのは後者でした。こんなに楽しい世界をもっと多くの人に届けたい、そう思ったそうです。そして今では、このイベントを全国に普及させる活動を進めています(株式会社IKUSAホームページ)。また、元親さんはチャンバラ合戦を発展させ、新たな体感型のイベントも開発されています。たとえ戦国宝探しイベントなどのように独自開発のものも多いのだそうです。

見るお城から楽しめるお城へ!各地のお城をプロデュースしたい!

元親さんは長年培ってきた経験を活かして、各地のお城をプロデュースし、見るお城から多くの人が楽しめるお城にしていきたいと思っています。というのも日本文化を「見る」や「食べる」で知るのではなく、「体感」して知るという部分に重きを置きたいと考えているからです。例えばこれまでに岐阜県の可児市にて”可児市の乱”として「戦国城跡めぐり」をイベント企画からPR、Web制作までを担った実績があります。また、日本独自の侍文化を世界中に届け、日本の歴史の魅力を海外のみなさんにも伝えていきます。

地域を好きになるために 

子供を中心に、地域を好きになるためには遊びが重要だと考える元親さん。このチャンバラ合戦ではなんと、5歳から88歳までが参加可能なコンテンツなのです。一つのフィールドに老若男女が集まり100対100の戦いや、過去には最大で1300名での合戦もあったそうです。年齢や性別を超えて、全世代が楽しめるのは大きな魅力の一つですよね。

また、実際にお城で遊びながら歴史や文化を学ぶことができるので、子ども達がその土地を好きになるには最高の機会だと思います。観光客だけではなく、地元に住んでいる人も楽しめるようなエンターテイメントに。こんなに素敵な魅力が詰まっていますが、本番ではどのような発表が聞けるのでしょうか?!どうやら、チャンバラ合戦を実践しているところが見られるみたいですよ。ぜひ会場までお越しください!

記事作成者:事務局 樽本

2020年9月30日